「水力発電が日本を救う」を読んで 第一章

「水力発電が日本を救う」 竹村公太郎著

第一章

なぜ、ダムを増やさずに水力発電を二倍にできるのか。

「水力発電能力をアップする」といっても、

巨大なダムを増やしていくわけではない。

ダムの「運用」を変えることで水力発電量を増やす。

現状のダムは「治水」と「利水」両方の目的があるため、

ダムの一部を空にしており、エネルギーをムダにしている。

これは、「多目的ダム法」という50年以上前の状況で

作られた法律で現代のダム運用を規定しているせいであり、

行政の予算第一主義と縦割り構造に法律を改正しない理由がある。

現代の技術を活用した気象予報や警報を実施することで、

より多くの水を貯め、エネルギーを貯めることができるはずだ。

水は、皆の共有財産であるため、民間企業は動きづらい。

国が積極的な姿勢でエネルギー開発に望むべきなのだ。

感想

第一章の内容について、私は筆者の意見に同意である。

 

人の安全が最優先事項ということは間違えないのだが、

現代技術をもってすれば、適切なタイミングでの

予備放流と警報、注意喚起で十分対応可能なはずである。

また、ビッグデータ解析などのIT技術が発達することにより、

AI等での放流判断の支援も可能となってくるであろう。

法律は変わらずとも、技術は常に進歩し続けている。

積極的な姿勢をもってルールの改正等に努め、

自然エネルギーの有効活用につなげてほしい。

現場側としては、これらの技術を積極的に導入し、

国の方々が安心して法律改正できる環境づくりに務めるべきであろう。

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