日本は、山と雨という水資源を利用し、
豊かなエネルギーを得られる可能性を秘めている。
ダムはこれらを活かし、出力変動の少ない
安定したエネルギーをもたらしてくれる。
大都市の電力供給には不適であるが、
地域の電力需要に対して送電によるロスを減らすことができる。
日本は、先人たちが各地に築き上げたダムを持っており、
これらを有効に活かすことが我々の使命である。
そして将来的に、無限にタダの国産エネルギーが確保できる
水力発電のメリットを感じることだろう。
感想
日本の国土は水力発電に適しており、山の多い日本の地形を
水力発電に積極的に活かすべきであるという点に同意である。
近年は、太陽光発電に世間の注目が向けられがちであるが、
既存のダムを活かした水力発電もまた、
太陽光と水資源を活かした貴重な国産エネルギー源である。
運用面でも、出力制御が困難な太陽光発電が増加するなか、
貴重な調整力の役割を担うダム式水力発電は重要度が高い。
やはり、既存ダムの積極的な活用と制度運用が求められる。
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