以前の記事で、社宅のメリットと注意点について説明しました。
私がはじめて入居した際は、これらを知らず入居して色々と苦労しました。
特に、男の感覚で「部屋が多少汚いぐらいはいいだろう」
と舐めていると痛い目にあいます。
私は妻と色々相談した結果、ハウスクリーニングを頼みました。
私がはじめて社宅に入居する時
実際、私がはじめて入居した社宅はハズレで、かなりボロボロでした。
社宅にはじめて入る時、つまり結婚したての新婚さんです。
その時に、社宅の実情というものをあまり知らず、
単に安いからと入居しようと思っていました。
そして、いざ入居しようというときに愕然としました。
めっちゃ汚い。妻は絶句していました。
これが原因で何度も喧嘩しました。
新婚早々、社宅のせいで喧嘩なんて馬鹿らしいです。
結果として、業者にハウスクリーニングを依頼したのでした。
ハウスクリーニングを入れる前に管理会社に確認してオッケーでした。
部屋がキレイになる方向ですし、拒否はされないと思います。
社宅のハウスクリーニングはお得か検討
私の住んでいる社宅は、3部屋+バストイレキッチンという構成です。
可能な限り掃除してもらった結果、料金は約10万円でした。
私の場合、社宅の賃料は、周辺の賃貸マンションより
3万円程度安い値段設定となっていました。
(築年数とボロさは同程度のものが少なく、単純比較はできませんが)
単純計算で、3ヶ月以上生活をすればもとが取れる計算になります。
異動を考慮して、最低でも1年以上生活することになるでしょう。
1年で30万程度、お金が浮くことになるので
ハウスクリーニングをする価値はあると判断したわけです。
ハウスクリーニング前の惨状
管理会社はほとんど何もしてくれません。前入居者の善意に依存する模様。
管理会社はこれでお金をもらっていると思うとかなり腹が立ちます。
前の入居者があまり掃除をしていなかった上に、
しばらく入居者がいなかったようで、汚れに汚れていました。
本当に人間が住んでいたのか疑問に思うレベルです。
その惨状を羅列してみます。
トイレ
扉を開けると悪臭。タンクの中の水が溜まったままで
長い間使われていなかったことが原因でしょう。
浴室
排水口の水が貯まる部分から異臭。要因はトイレと同じ。
また、換気扇を回すとホコリが入り込んできました。
蛇口から漏水を発見、さすがに管理会社に対応してもらいました。
入居前に何もチェックしていないのでしょうか・・・。
ちなみに漏水はハウスクリーニング業者さんが発見してくれました。
洗面室
洗濯機設置スペースや隙間にかなりホコリが溜まっていました。
前の入居者が掃除せずに出ていった箇所と思われます。
キッチン
コンロ上部の換気扇を回すと同じくホコリ。
流しの排水配管から漏水発見。こちらも管理会社に修理依頼。
こちらもハウスクリーニング業者さんが発見してくれました。
居室
畳、フローリングがやや汚れている程度でした。
ハウスクリーニングをしてもらった箇所
これらの惨状を受けて、ハウスクリーニングをしてもらいました。
特に水回りがひどいので、それを中心に清掃してもらいました。
漏水についてもハウスクリーニングで見つけることができました。
トイレ
タンクの中や蛇口、便器の内外から床に至るまで清掃してくれました。
さすがに長年使われずに蓄積した匂いを完全に消すのは無理でしたが、
「利用した際に水を流しているうちに消えていく」といわれ、
まさにその通りの結果となりました。
浴室
排水口をキレイにしてもらいました。悪臭もなくなりました。
ただ、換気扇の中(屋外側)は清掃できなかったので諦めました。
扉を開けて洗面室の換気扇をつけています。
洗面室
ホコリは当然、キレイにしてもらえました。
その他、蛇口や鏡もキレイにしてもらえました。
キッチン
レンジフードをキレイにしてもらいました。
ここは、素人では掃除をするのが難しいので助かりました。
また、シンクや排水口等もキレイにしてもらいました。
居室
フローリング表面をキレイに掃除してもらったあと、
ワックスがけをしてもらいました。
また、エアコンの清掃もしてもらいました。
本体の内部まで掃除してもらえるので、
素人では手の届かないところまできれいになりました。
まとめ
社宅の汚さで夫婦喧嘩をするぐらいなら、
ハウスクリーニングを入れて正解だったと思います。
一度業者にハウスクリーニングしてもらえば、
古いとはいえかなりキレイで、十分生活できる環境になります。
一時的な出費は大きいですが、それだけの価値があります。
“汚さ”で社宅への入居を躊躇している場合は、
一度検討してみてはいかがでしょう。
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