現場はシステム関係が弱い

電力会社のシステム

IT化の現状

電力会社もIT化が進んでいます。

ネットワークカメラによる電気所の監視や、

IPネットワークを活用した機器の計数管理など、

IT技術の導入による業務省力化が進んでいます。

しかし私の知っている会社は、一部システムが劣悪なものでした。

上層部がシステムに疎いのか、メーカーに言われるままで導入した

と思わされるようなシステムも目立ちます。

使い勝手が悪く、直感的に操作できないようなシステムであったり、

独自の用語を用いており、理解するまでに時間がかかるようなシステムです。

また、計算するためのシステムを利用するために電卓を叩いている。

そんな悲しい光景も見られる現状があります。

情けなくなりますよね・・・。

情報系技術者が少ない

電力会社の、特に現場事業所はシステムやネットワークに弱いです。

身近にプロがいない職場もあり、システムに悩む頻度が増えます。

情報系の知識が豊富な人を各職場に雇うべきです。

会社は働き方改革を進めようと、時間外削減や業務効率化を叫んでいます。

しかし、簡単なエクセルのデータ処理やシステム処理を、

システムに疎い人が取り組むと、無駄に時間がすぎています。

そんな業務も、職場に一人でも情報系の人がいれば削減できるでしょう。

電気の知識はもちろんですが、加えてプログラミングなどに詳しい方は、

電力会社に入社すればかなり活躍できます。

紙+電子データの2重管理で手間が倍に!?

監査等で確認される資料の多くは紙で保管されています。

また、資料には証拠となる日付付きの判子が押されている必要があります。

(これは会社によって異なるかもしれません)

システムが導入されていないような書類は、

種類ごとにファイルを用いて書棚に整理されています。

一方で、管理用のシステムを導入されているような書類は

システムでのデータ管理に加えて、これまでと同様の書類管理が必要です。

IT技術は、本来仕事を簡略化するために導入されるものですが、

実質的に仕事を増やしているのです。

電気技術+αで求められる技術

というわけで電気のことしか勉強してこなかった私ですが、

最近では少しずつ情報の勉強もしています。

ただし、会社のPCはソフトを勝手にインストールできません。

そこで、バッチファイルやエクセルのマクロが使えると

不要な業務の削減に役立つでしょう。

特に若いあいだは、面倒な単純作業を強いられる場面も多々あります。

そういったときに自動化ができれば楽になる仕事も多いはずです。

 

 

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