大卒の若手が取る資格
大学時代に資格を取っていることはそれほど求められていません。
大学時代は、自分の研究や、やりたいことをやっていれば問題ありません。
入社前はほとんど資格を持っておらず入社後に取得している人も多いです。
私も電験に合格するまでは、「普通自動車免許のみ」でした。
ちなみに高卒の先輩方は、電気工事士や危険物取扱等、
工業高校で資格を大量に取得して入社しているため、
しばらくこれをネタにしていました(笑)
その点から見ても高卒の先輩方は現場的に非常に優秀です。
電気主任技術者
電力会社に入社される方はぜひ電験の勉強しましょう。
電力会社の電気系技術職の多くは、電験1種を目指します。
おそらく会社からも取得を推奨され、職場によっては
毎年受けに行くように言われるでしょう。
もちろん、学習内容が仕事に生きてくる場面もあります。
なにより電験1種を取ると周りの見る目が変わるため、便利です。
電験2種でもある程度評価されるので、とりあえず2種を目指しましょう。
また、転職サイトでも需要があるので路頭に迷うことはなくなります。
エネルギー管理士
エネルギー管理士も取っている人が結構います。
エネルギー管理士は、工場設備管理系の職種の人が持っています。
私もエネルギー管理士の資格は持っていますが、
直接仕事に役だったことはほとんどありません。
ただ、電気主任技術者とエネルギー管理士の組み合わせはつぶしが利きます。
会社が傾いても転職先が見つかりやすく便利です。
激動の電力業界、万一のための手札を用意しておくのが得策です。
電気工事士
配電部門では、こちらの資格をもっていないと話になりません。
高卒の電気系社員は入社前に取っていることが多いです。
心配しなくとも、入社1年目でほぼ全員が取ることになると思います。
入社時の研修でもみっちり勉強して取得することになるでしょう。
最後に
他にも、部門ごとに細かい資格が多々あります。
例えば原子炉主任技術者やボイラー・タービン主任技術者などがあります。
とにかく、現場系技術職は資格の種類が多岐にわたっています。
自分の手札を増やしましょう。
いざとなった時に切れるカードを増やしておくのは人生において重要です。
最悪の場合、仕事を辞める選択肢も持つことで心の余裕もできます。
会社にしがみつく必要がなくなると、言いたいことが言えるようになります。
電力会社を目指す人や、内定をもらっている方。
今から資格勉強をしろとは思いませんが、入社したあとで
これらの資格を求めて勉強する必要があるということぐらいは
頭に入れておいて損はないと思います。
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