電力会社の発電部門に求められる知識
入社時点でこれができないとだめだということはなく、
やる気と元気があればどうにでもなるといえば間違えありません。
ただ、入社後の実際の業務で用いられる知識について
知っておくと、後々便利です。
シーケンス制御
発電機の制御を知るためには、シーケンスが読めないと話しになりません。
とはいっても、電気系の学科を卒業した人のなかには、
入社時にはこんな図面、見たこともなかったという人も多いです。
私も実は入社後に初めてみました。
そして、理屈は非常に簡単なので、知っているかどうかというレベルです。
というわけで、ぶっちゃけ入社後に勉強しても遅くないです。
現場力
大卒社員で圧倒的に不足しているのがこれなんです。
例えば工具の名前を知らなかったり、手際が悪かったり。
簡単な配線作業や電気工事についての実務もそうです。
制御盤の簡単な修理などは自分たちで作業をすることがあります。
回路ではイメージできても、それを実際に組みあげることは話が別です。
工業高校卒の同期らは、授業でこういった内容を習っているので
正直、初めのうち、現場力は高卒のほうが優れています。
回路ではイメージできても、それを実際に組みあげることは話が別です。
まぁこれもぶっちゃけ知っているか知らないかというレベルの話なので、
入社後でも遅くはありません。結局の所、現場で求められるのは経験です。
経験したことをすばやく理解して身につけるようにしなければなりません。
ぶっちゃけ、入社して間もない頃は、
これなら大卒雇う必要ないだろって思っていました。
まぁ時間が経ったら、仕事には座学的な知識も必要で、
そこで優位性が保てていることに気づきましたが。
電力工学の基礎
発電機器用のリレー整定などで必要になります。
例えば短絡電流を導出したり、ベクトルを用いた電圧計算だったり。
大卒の場合は、こういった場面で知識が試されることになります。
また、電気機器の構造についても学習する必要があります。
まぁこれも入社してからでも(ry
管理人の意見
なんでも、入社してからでもと記載していました。
そうです。何事もその気になれば入社してからでも全然遅くありません。
電力会社に入社するのに電気の勉強が不足していないか不安だとか、
事前にやっておかなければならないことはないだろうか、
というふうに身構える必要はありません。
とりあえず自分のやりたいようにやって、そういう不安は
入社してから考えればいい問題なのです。
まぁ電気は素直で面白いので興味があったら
事前に勉強してみても良いでしょう。
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