電験1種2次試験の学習方針-2020年度版
こんにちは、イルカです。
意図せずして電験1種の1次試験を通過したため、急遽2次試験の勉強を始めています。連休で気分転換も兼ねて過去問の学習方針を定めてメモがてら記事作成します。

過去問分析は電験に限らず大事なことです。闇雲に勉強するより、合格を見据え効率的に勉強すべきです。
電験1種2次試験 電力・管理の傾向と戦略
・6問中4問を解く。120点満点。1問30分程度(計2h)。計算ばかり解くと時間が足りない可能性が高いため、論述の中から部分点が稼げそうなものを解くことも必要。
・2種と変わらず計算問題の重要度が高いため、パターンを抑える。論述に勉強時間を割かない(今年落ちたら論述の勉強も時間を割きますが、想定外の1次試験突破だったので今年は勉強しません)。
・水力発電と火力発電が例年交互に出題。2020年度は火力の年。
・変電分野は論述問題が多いため、捨てるのも手。
・送電、系統問題の出題率がかなり高いため集中して学習。4端子法、対称座標法は確実に抑える。以前の記事で紹介した参考書がわかりやすかったのでこちらで勉強します。
電験1種2次試験 機械・制御の傾向と戦略
・4問中2問、1問30分程度(計1h)。
・お決まりのパターンとして問1,2に電動機・発電機・変圧器、問3パワエレ、問4自動制御。自分の得意分野に合わせて解く問題を決めておくのも手。
・大卒レベルであれば自動制御は部分点を稼ぎやすい(2種でも同様であったため、2種ではパワエレを捨てて制御+1問を目指していた。)。ただし、2種と異なり現代制御も出題(2種でも出題されるようになったが)。
・問1,2で完答できそうな問題を選び、残り1問は自動制御か。
・論述問題はほぼなし。計算問題に集中して学習。
・同期機や誘導機のパターン化された問題を極力解けるようにする。
電験1種過去の出題リスト
最初は自分で整理しようかと思っていたのですが、至近30年の電験1種2次試験出題リストが摺り足の加藤さんの「電気の神髄」にて整理されておりました。大変参考になりましたので、1種2次試験を受ける方はぜひ一度ご覧になってみてください。
電力・管理

機械制御

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