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FITの穴 買取価格40円/kWhの売電権利

日本最大480MWの宇久島メガソーラー

参考にしたニュースの記事です。

エネルギー改革を読み解くバイブルENERGYeye/エナジーアイ
エネルギー改革を読み解くバイブル「ENERGYeye/エナジーアイ」創刊。毎日の世界をより快適にするために、必要な情報と、電力ビジネスに欠かせない本物の知識が詰まった情報誌です。

注目点

買取り価格40円/kWhの売電権利などを持つフォトボルト社が、

2017年12月に設立したSPC(特別目的会社)

「宇久島みらいエネルギーホールディングス」に権利を移転することで合意。

FIT認定の買取価格40円/kWhの売電権利を保持したまま着工もせず。

当時の発電コストと現在はかなり大きな差があります。

稼働どころか着工のタイミングでさえも売電価格の見直しがないため、

過剰な経費を補填するための補助金で過剰な利益を得ているということです。

もちろん補助金は電気代に上乗せされているため、国民全員の負担です。

再生エネルギーの普及のための制度が悪用されています。

改定FIT法は?

売電権利を保持したまま着工しない発電所が多発したため、

平成29年3月31日までに接続契約を結んでいない場合、

認定を失効することになっています。

しかし、受給契約はしていたから売電単価は当時のままで、

改正FITの認定取り消しから免れられるというパターンだと思われます。

法律の改善点は?

系統接続時点での価格にすべき。これに尽きます。

法律は初めから完璧であれば言うことはないのですが、

人間が作るものなので抜け穴ができるのは仕方がないところもあるでしょう。

ただ、ここまでいくと関与した人々の責任は問われるべきだと思います。

当時の民進党はどう考えているのでしょうか。

つくづく、電力の労働組合が民進党系政党を支援しているのが理解できない。

管理人の意見

今回は、FITの売電価格に関する穴について指摘しています。

FITはその他にも、分割して低圧に連携する問題や

安全性を無視して設置される太陽光発電所の乱立など、

問題が山積みとなっていて現在、対応におわれています。

法律は絶対なので、抜け穴を利用した人は咎められません。

しかし、インターネットの普及により、資本主義の中でも

世間からの評価が軸となる経済が徐々に広まってきています。

我々世間がこのような事案に関して適正な評価を下していくことが、

中長期的には法の抜け穴の対抗策になっていくと思います。

太陽光発電自体は再生可能エネルギーによる発電であり、

適正に運用されていれば地球環境に優しい発電方式といえるのですが、

このような事案はイメージ低下に繋がると思うので残念です。

 

管理人もまだまだ無知なので、間違えやアドバイス等ありましたら

ぜひコメントを下さい。これからもいろいろ調べて記事にしていきます。

 

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