電力会社の労働組合
JR東の組合員が大量脱退したそうです。

電力会社の労働組合も、JR東ほどではありませんが、
組合内部は腐敗しており、悲惨な状態にあるので記事にします。
労働組合脱退=退職の電力会社
電力会社の組合も、目的に準じない活動ばかり強いる社会悪です。
若者は組合についていけず、活動には不満ばかりが湧いています。
JR東の場合、組合を脱退させてもらえるでよいと思います。
労働者にとって、組合選択の自由は重要なものです。
一方、電力会社については「組合脱退=退職」という脅し文句があります。
ユニオンショップ協定というものです。
高圧的な組合専従員
ユニオンショップにより、管理職を除き、社員全員が組合に加入しています。
労働者は組合を脱退することができないので、組合専従の人は高圧的です。
無給での活動であるため、強制力はないはずなのですが
まるで脅迫のように活動参加を迫ってきます。
意味のない、理解のできない活動も多々ありますが、
組合の活動に意義を申し立てようものなら、退職を振りかざしてきます。
本音では、第三者機関の組合に加入して会社に残りたいものなのですが、
ユニオンショップは組合を腐らせる要因となってしまっているのです。
インフラ企業にとってのスト権
鉄道や電力のようなインフラ業界のストライキ権行使は、
当然のことですが軽率に行使できるものではありません。
とはいえスト権は当然の権利です。
とはいえJR東のようにスト権を振りかざした交渉はさすがにないようです。
高額な組合費
・JR東
毎月給料から天引きされる組合費:「基本給×2.2%」
(基本給30万円の場合、年間9万2400円。)
記事より引用
・電力会社
正直、計算はわかりませんが、毎月それなりに引かれます。
記憶は怪しいですが月4000円ぐらいだったかもしれません。
休日の強制参加イベント
いわゆる政治的なイベントに駆り出されます。
その他、教育的なイベントや友好を深めると称した集会等もあります。
労働組合は労働環境の正常化が仕事なのではないのか。
平日は会社で働き、休日は組合で働く。何が労働環境の正常化なのか。
組合は必要だが・・・
組合員から集められた組合費で専従の組合員を雇っています。
にもかかわらず、多くの活動への参加を強いられます。
電力会社は、JR東ほどの活動家の影響力の話は聞きませんが、
やはり思想の強要は存在するため、組合の目指す方向を定め
改善しなければ存在意義が失われていくでしょう。
組合組織も自由化されれば、複数の組合が擁立されて
腐った現在の組合は加入者がいなくなっていくと思うのです。
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