久しぶりに電験3種の動画を投稿しました。
電験三種、H29年度電力問2です。
知識系問題は検索するだけですぐ答えがわかるので
これから先、解説をどうするか迷っています。
とりあえず全問、解説しようとは思っていますが。
H29年度電験3種 電力問2
さて、またまた水力発電分野の問題です。
キャビテーションに関する問題です。
電験では、2種や3種で時折出題されています。
水力に関する問題は、毎年出題されているので確実に抑えておきましょう
キャビテーションとはどういう現象か
キャビテーションとは、流水中のある点の圧力が
飽和水蒸気圧以下になると、水は蒸発し、
流水中に微細な気泡を発生させます。
これが高圧部で衝突し、破裂すると衝撃を発生させます。
これがキャビテーションです。
キャビテーションによる影響は、さまざまです。
ランナの壊食や、効率低下、水車の振動や騒音、
水圧の変動の原因となります。
キャビテーションの対策
まずは、吸出管の高さを低くすることです。
ただし吸出管の高さを低くすると出力がさがってしまうため、
トレードオフとなります。
また、比速度を高くしすぎないようにしましょう。
ランナ面を平滑にして、浸食に強い素材とすることも重要です。
そして、部分負荷での運転は、キャビテーションを生じやいので
このときドラフトに給気することでキャビテーションを防ぐことができます。
聞いて学ぶ電験講座 水力発電編
聞いて学ぶ電験講座にも水力分野について投稿しています。
通勤中などに聞き流したりして活用してみてください。
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