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R1年電験3種理論問1解説~電位~

R1年電験3種理論問1解説~電位~

こんにちは。イルカです。久しぶりの電験動画です。

今回はR1年理論の第一問を解説しました。以下の動画になります。

電位の問題

点や文章の情報量が一見多く見えますが、整理すると非常に簡略化されます。

Pに点電荷 →AとBの電位から差分を求める

今回の問題は、電位の式さえわかれば簡単に解けます。電磁気を捨てていない場合は確実に解きたい問題です。ただし、他年度の問題でも説明していますが、回路などで稼ぐと決めている人は、電磁気は計算が面倒となる場合も多いので本番では最後に解くのが得策です。

問題のポイント:電位の式

電位の式を理解していること!
電位・電界の式は頻出。電位は高さ、電界は傾きである。

式だけを覚えていてよくあるパターンに、電位と電界の式がごちゃまぜになって本番で不安になってしまうというものがあります。

電位は文字通り高さ、電界は傾きであることを認識していればこういった記憶の曖昧さによる失点を回避することができます。距離rの次数に注目すると、微分後のほうが傾き、電界ということです。記憶による失点を極力減らすようにしましょう。

ちなみに電磁気は符号に関してもごちゃごちゃになりがちです。符号ではなく向きでイメージすると理解しやすいかと思います。プラスとプラスは反発、プラスとマイナスは惹きつけ合うといったレベルのイメージですね。

あとはせっせと計算する。

ブログで数式を入力するのは手間なのでyoutubeを見ていただければと思いますが、ここまで理解できていれば、あとはせっせと計算するだけです。

ちなみにこの問題、式がきっちりわかっていなくても、電位は距離に反比例する、ということがわかっていれば解けます。「ほげほげ/あーる」として計算しても答えがわかります。

修正点や意見、アドバイス等ございましたらツイッター等で連絡いただければと思います。

電磁気の問題について

電磁気はクーロンの法則、電界、電位の式を理解していれば、あとはそれの使いようといったところです。相関性からも覚えやすいものであるため、頭に入れてしまって、使い方を問題集などを解くことで身につけていくのが良い勉強方法かと思います。

ちなみにより詳細に電磁気を勉強したければ、大学の電磁気を学んでみるとよいです。マクスウェル方程式から始めてみましょう。

余談

最近発達してきている合成音声を使ってみたいというのもあり久々に動画を作ってみました。また時間があれば動画をアップしていきたいと思います。どういった動画に需要があるのかつかめていませんが。

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