福島電力の小売事業撤退
電気新聞の記事がこちらです。
福島電力が小売事業から撤退しました。
以前から、対応の悪さが評判でしたが、ついにきたかという感じです。
こういった記事もありました。
福島電力、小売り事業から撤退/エネチェンジが相談窓口に(3面)電気料金請求の遅延や問い合わせ電話の不通など運用面の不備が理由。顧客に切り替え促す通知も、期日は5月21日。電話がつながりにくく、HPに撤退情報もない。顧客に不安が広がる。https://t.co/yjyWBOi3FB
— 電気新聞 (@DenkiShimbun) 2018年5月14日
福島電力と契約している人は急いで手続きしなければ電気が切れます。
小売電気事業者との契約が5月17日で…切れる……!?
おいおいおいおい聞いてないよ!
まぁでも福島電力カスやったもんなぁ。コールセンターに100回以上電話しても繋がらないの全国規模やしな。と思ってたら撤退て。クソや〜〜
めんどくせぇ〜〜〜〜 pic.twitter.com/xIluVo6C5d— ふぇぶ (@febly04) 2018年5月12日
契約している小売事業が撤退したら
とりあえず、新しい小売事業者と契約する必要があります。
日がないので、急いで地域の電力会社と契約するのが良いでしょう。
小売事業者の選定に時間をかけて手続きが遅れてしまった場合、
電気がこなくなってしまいます。
一方で、急ぎでの契約変更を要しない場合、一括比較サイトもあります。
金融などで有名なSBIがやっているサービスです。
電力小売自由化
電力小売自由化により、多くの小売事業者が参入してきました。
しかし、電力小売事業者は資本力が必要です。
電力小売事業者の選定を誤ってしまうとこうした事態に陥ります。
携帯電話回線のmvnoと似た構図です。
ただ、携帯電話回線と異なるのは、
電気が来なくなることは、生活に関わってくることです。
小売事業者の切替は、コスト削減の恩恵と撤退・倒産のリスクを
しっかり考慮した上で実施する必要があるのです。
再点
ちなみに先程の記事にこのような内容がありました。
以下、引用
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一旦は電力契約を廃止した場所で、再び電気の使用を開始することを、
業界用語で「再点」と呼ぶ。
「再点が多いと、圧倒的に業務負荷が高まる。だから、
新電力の多くは、あえて再点は避けて、引っ越し時は一旦、
大手電力と契約してもらい、その後、改めてスイッチングを
促す方法をとっている」(新電力幹部)
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電力会社に業務負荷を押し付けておいて、
おいしいところを持っていく。
こういうビジネススタイルはどうなんでしょうね。
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