電験1種の参考書や勉強方針
※2018年記載の記事ベースに一部修正を加えました。
電験1種の勉強方法
理論について
1種では、複雑なものではありませんが、微積分が現れます。2種と比べると難易度が上がっているので、大学の頃の感覚を思い出すことからスタートします。
とりあえず過去問題集をひたすら解きます。そして、解説を読んでわからないところを大学時代の電磁気学、電気回路の参考書で理解する作戦で合格しました。
電力、機械について
2次試験の勉強を中心に行うことで、1次試験の勉強をある程度兼ねることができると考えています。まずは、2次試験の問題をひたすら勉強をして、夏以降に1次の勉強シフトします。何年か受けていると、難しい年と簡単な年があるため、私が受かったのはたまたまかもしれません。
法規について
これが理系にとって一番の山だと思います。ほんとうに苦手なので参考になるのかわからないのですが、私は計算問題重視でした。ただ問題は3,2種と比較してもそれほど難易度は変わらないので、直前の猛勉強で詰め込み作戦で運が良いと、これまたかんたんな年に合格できます(笑)。
全体的に
2種と比較して、論述の問題の重要度が増しているような印象です。2種は、計算問題をカバーしていれば合格することができましたが、1種は論述の問題を的確に解答することが求められます。
とはいえ、計算問題は2種と同様、パターンを学習することで広い範囲の問題を抑えることができるため効率的と言えると考えています。
1種の参考書
電験1種対応の参考書
1種は参考書の種類がほとんどありません。というわけで私が使っているのは下記の2冊です。
記事作成中の現在、品切れのようです。私が見に行ったとき、都内の大手書店では売っていました。ただ、電験1種は受ける人が少ないためか、小さな書店では取り扱っていない場合が多いです。
電験2種用参考書
勉強再開時は、リハビリも兼ねて2種の参考書も使っていました。2種に合格した時は、下記の参考書を利用していました。
電験二種完全攻略 改訂2版: 一次試験対応・トコトンわかる速攻学習方式
こちらは、3種の勉強にも用いていました、主に用語の復習等で用いています。
計算から論述まで、分野別に過去問を収録しています。自分の得意分野や苦手分野を知るのに非常に便利な参考書でした。
改訂前は誤記が多かったのですが、2019年に改訂版がでています。あいにく私は古いものしか持っていないのですが、新しいものはおそらく修正されており、非常に使いやすい参考書になっているでしょう。
最後に
過去問の解説を読んでも理解できないことはたくさんあります。インターネットで検索して解説を探すのもよいでしょう。1種レベルの解説を記載してあるページも挙げておきます。こちらのサイト、よくお世話になっています。
コメント