日本人によくある洗脳の一つである、「他人に迷惑をかけてはいけない。」
しかし、実際に他人に一切迷惑をかけず生きていけるような人はいません。
「○○をしたら他人に迷惑をかけるかもしれない」と、
萎縮して自分を縛り付けている人も多くいるでしょう。
しかし、自分にも他人にも寛大になったほうが気楽に生きていけます。
人に迷惑をかけてはならないという洗脳
日本の教育では、前回紹介した努力万能論の他に、
「他人に迷惑をかけてはいけない」と洗脳されます。
確かに、悪意を持って、もしくは迷惑をかけて当たり前だという態度で
他人に迷惑をかけるのは許しがたいことです。
しかし、自分の気持ちを押し殺してまで人と同調する必要はありません。
本当に人に迷惑をかけてはならないのか?
本当に悪いのは、
「私はこれだけ人に迷惑をかけずに生きているのだから、
私に迷惑をかけてくる人間のことを許すことができない」
という発想が無意識に根付いてしまっていることです。
洗脳教育の結果として、迷惑をかけている自分や他人に
無意識のうちに厳しい態度になってしまうのです。
肝心なのは、「迷惑をかけないこと」ではなく、
「他人の気持ちを知ろうとする」ことなのかもしれません。
迷惑をかけた分だけ役に立とうという意思
世の中、単純な算数通りに回っているわけではありませんが、
迷惑をかけたマイナス分を、役に立つことのプラス分でカバーし、
トータルでの足し引きでプラスになればオッケーという精神です。
「他人に迷惑をかけたから今度お返ししよう!」
「他人に迷惑をかけられた。いつも助けてもらってるし当然許す!」
寛大な心で許し、許され、楽しく気楽に生きていきたいものです。
子育てに厳しい日本
こういった洗脳は、特に子育てに悪影響を及ぼしています。
他人からの迷惑を許容できないがゆえに、
子育てでも人に迷惑をかけることが許されない社会となってしまっています。
「保育園がうるさい」というクレーム。
こういったクレームにより保育園の建設に支障が出るケースが見られます。
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待機児童問題の解決はまだまだ難しそうです。
「電車内ではベビーカーは畳め」という苦情
「私の時代は子供をおんぶしていた。場所をとるベビーカーは迷惑だ。」
とんでもない満員電車ならわからなくもないですが。
そりゃ、若い女性は子供なんて産みたくないとなってしまうし、
少子化しても仕方がないよなあ、と正直思ってしまいます。
管理人のまとめ
やはり他人に一切迷惑をかけず生きていけるような人はいません。
萎縮せず、自分にも他人にも寛大な心を持ちましょう。
トレスが貯まる世の中なのはわかります。社会のせいにしましょう(笑)
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