NTT-F、非FIT開発を加速
まずは、こちらの記事を御覧ください。
NTT-F、非FIT開発を加速/太陽光の適地募集(3面)土地の選定へパートナー募集を開始。太陽光で発電したグリーン電力を企業に直接届けるサービスを7月から開始する予定。脱炭素化に取り組む企業のニーズに対応する。https://t.co/eOr00zJwFH
— 電気新聞 (@DenkiShimbun) 2018年4月17日
FIT電源の環境価値
重要なポイントです。
FITを使って導入された再エネの「非化石価値」。
FIT電源の環境価値は賦課金を払っている全電力需要家に帰属しています。
つまり、FIT電源による環境貢献は、電気を使う皆によるものなのです。
再エネだからといって新電力からFIT由来の電力を購入して
「私は環境に貢献している」というのは的外れ、ということです。
一方、非FIT電源の環境価値は、非FIT電源の利用者に帰属するので、
企業が「環境アピール」を行うための役割を担います。
FITを使わないことの価値?
本当の意味での環境価値は電源構成に依存します。
非FIT再エネの利用は、いわゆる「環境アピール」に繋がります。
日本という規模で見た場合、トータルでの再生可能エネルギー排出量は
変わることはありませんが、「国民の金銭負担を引き受ける」
という役目を担ってくれることになります。
CO2の排出権取引に似たような制度といえそうです。
非化石価値の販売
こんなニュースもあります。「環境アピール」が捗ります。
非化石価値取引、5月中旬開始へ/JEPXが今月24日に説明会(3面)FIT電源の非化石価値を証書化し、オークションに。市場開設に先立ち今月24日には、非化石価値の活用方法や市場への参加要件、取引の仕方などに関する説明会を都内で開く。https://t.co/vt7rzgZAui
— 電気新聞 (@DenkiShimbun) 2018年4月16日
追記:非化石価値取引はあまり売れていないようです。
環境アピールに企業がどれだけの価値を見出しているか
指標となりうるでしょう。
管理人の意見
「環境アピール」は、言わばお金を払って評価を買うようなものです。
環境に優しい企業というアピールが販促に繋がると判断されるのでしょう。
「評価」の重要度の高まりを感じますね。
「環境アピール」のおかげで再生可能エネルギーが
国民の負担なく普及してくれればありがたいです。
今の再生可能エネルギーは国民負担がおもすぎます。
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