LFC運転とEDC運転
今回も、以前の記事(調整力ってなんだろう)で紹介した資料を用いて
LFC運転とEDC運転について紹介します。
https://www.occto.or.jp/iinkai/chouseiryoku/2015/files/chousei_02_03_01.pdf
LFC運転とは?
LFC(load frequency control):負荷周波数制御
周波数や連系線の変動を見て発電機の出力を制御する運転方式です。
数分単位の短時間の負荷変動に対し、対象発電機へ指令を出します。
EDC運転とは?
EDC(economic load dispatching control):経済負荷配分制御
十分程度先の需要変動に対し、発電費用が最小となるよう
出力配分を決定する制御方式です。
LFCとEDCによる制御
非常にざっくりと説明すると、
EDCで10分程度の経済的な発電機運転配分を決めて、
LFCで需給追従するよう微調整をします。
先程の資料のブロック図が分かりやすいですね。
中央給電指令所の制御
出力一定運転とLFC運転の割り振りにより制御を行っています。
先程の資料の需給バランス・周波数調整の事例がわかりやすいです。
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