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三相変圧器の構造

三相変圧器の構造

動画紹介

今回は、三相変圧器の構造を説明している動画を紹介します。

こちらもまた、立体的でわかりやすく説明されています。

以前紹介した動画は、変圧器の仕組みを中心に説明していましたが、

今回の動画はリレーや油配管等、構造を中心とした動画になっています。

変圧器構造の説明

動画について簡単に補足します。

鉄心については以前の動画で説明しているので割愛します。

コンサベータ

また、コンサベータと呼ばれるタンクが外箱の上部にあります。

これについては解説が少なかったので簡潔な図を作りました。

(例のごとく即興なのでクオリティについてはご勘弁を)

絶縁油が膨張、収縮することで空気が出入りします。(呼吸作用

ブリーザーにより吸湿された空気がコンサベータを出入りします。

また、変圧器の規模によって

・空気とブリーザーの代わりに窒素を封入するタイプのもの

・図の青色部分にゴムを用いて接触を避けるタイプのもの

があります。

ブッフホルツリレー

タンクとコンサベータの間に取付けます。

変圧器内部に故障が生じると、温度上昇します。

その時に発生したガスや油の急な流れを検出して警報を発するリレーです。

放圧装置

タンクの圧力上昇時のガスや油の逃げ道であり、

動作したときに警報を発する。

ラジエータ

変圧器巻線、鉄心は油に満たされています。

油はラジエータにより冷却されています。

(油を用いないモールド式変圧器もあります)

 

変圧器の説明については、私が以前投稿した

聞いて学ぶ電験講座でも説明されているので

よかったら見てください。

 

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