ホリエモンの「健康の結論」で健康意識を改める
こんにちは。イルカです。
ホリエモンの図書「健康の結論」を読んでみました。
この本は予防医療普及協会監修ということで、予防医療について中心に説明されています。特に日本では、昔でいうと○○大辞典のような謎のテレビ番組等で「○○は体に良い」「○○で予防」といった信憑性に乏しい情報に溢れており、何を信じてよいかわからない現状があります。そこで、自分の健康のために情報を得るべく本書を手にとった(ダウンロードした)というわけです。
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ちょっとでも興味があれば気軽に読むことができるのが
kindle unlimitedの利点ですね。
「健康の結論」概要
本書の目次は以下の通りです。
- 第1章 「働き方のアップデート法(次世代を生きる)」
- 第2章 「生きるモチベーション(メンタル管理と自殺予防)」
- 第3章 「命を救う行動力(心臓突然死を防ぐ)」
- 第4章 「がんで死なないために(病気予防の考え方)」
- 第5章 「脳をクリアに保つ(脳血管疾患を防ぐ)」
- 第6章 「いま知っておくべき「HPV」とは?(産婦人科医に聞いた話)」
- 第7章 「歯周病予防で全身を守る(日常習慣を変える)」
- 第8章 「ホリエモンの予防医療サロン(落合陽一編)」
- おわりに 「予防医療で人生のワンクリックを減らす」
メンタルから突然死まで、幅広く取り扱っており、現代人のライフスタイルに適合した内容になってます。
専門家意見に基づくホリエモンの意見を掲載した本でした。「ホリエモンって専門家じゃないだろ」と思う必要はなさそうです。逆に専門家でない人にもわかりやすいように書かれていると感じます。
1,2章でいきなり、「働き方」や「メンタル」というテーマを取り扱っており衝撃を受けました。若者の自殺率が高い日本の現状をよく捉えていると感じました。人生100年時代、昭和的な自身をすり減らす働き方を辞め、周りと助け合いながら楽しく生きていくべきと感じました。
3章ではAEDの利用拡大を訴えています。私のこれまでの環境では、AEDの使用方法を教わることができ、難しいものではないという意識を持っていましたが、どうやら一般的ではないようです。
ただし、こういった記事を見て女性へのAED仕様に対して萎縮してしまう人も多いのではないでしょうか。誤解を招く記事が救うことのできる命を減らす可能性があることを考えてほしいものです。
衣服脱がされるのが不快に感じるのは女性なら当然ではないか
不快だけど命のためにAED使ってほしいという層の割合が見えない
萎縮して女性を助けない人が増えるような誤解を招きそうhttps://t.co/G0l23oXCaT— イルカ@迷える電気技術者 (@worker_electric) August 13, 2019
4章以降で感じるのは、検診の重要性です。がんや脳卒中、HPVや歯周病に関する内容となっています。総括して感じるのは、検診の重要性です。特に若い間は自分の健康を過信して病院に行くことに億劫になりがちです。自分の体の声を聞き、防げる病は防ぐことを心がけたいですね。
「若者はお金と時間がない」のも理由にあるかもしれませんね。自治体によっては補助があったりするようなので調べてみてはいかがでしょうか。(年齢制限があるかも)
健康への意識の低下
マスコミが「科学的根拠に乏しい健康法」を拡散している影響か、巷ではいわゆる「胡散臭い」民間療法が受け入れられています。「お手軽に健康になれる」というキャッチーな内容で注目を集める手法ですね。
そうした中で、科学的に正しいと思われる情報を民間人が選択するのが難しいという現状があるように思えます。また、若い間に健康に生活できていた場合、それが当たり前であると考えるようになってしまいます。
「○○をしたら健康に良いという内容が膨大にあり、結局特別意識をしなくてもある程度健康に生きていけるのではないか」と思い込んでいました。
健康はインフラと似ている
電力業界にいる私がこの本を読んで健康について思ったことです。
「健康はインフラと似ている」
インフラ屋に限らず、設備屋は皆こう考えているかもしれませんね。
例えば当たり前になっている電力の安定供給ですが、実際は定期的な巡視、点検、修理、改良等を行った結果です。管理が杜撰で、点検修理がなされない設備は故障やトラブルに繋がります。
私達の健康もそれと同じで、定期的な検診、治療を重ねていくことが肝であると感じます。放置していては、体調不良や病気の元となるでしょう。
設備屋さんは、普段設備の維持管理について考えている時の気持ちで自分の体をチェックしてみてると良いかもしれませんね。自分の体も故障する前に点検をしましょう。
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