大ウソの住宅用太陽光発電投資シミュレーション

大ウソの住宅用太陽光発電投資シミュレーション

ダイヤモンド社が以下のタイトルで、記事をだしました。

「住宅用太陽光発電の誤算、「10年で投資回収」は大ウソだった」

しかし、この記事が支離滅裂。計算方法が全く理解できません

事実に反する内容の記事で、太陽光発電のイメージを捻じ曲げるのは

決して許されることではありません。

という内容で記事を書いている途中で謝罪を記載していました。

今回の一連の流れと結果を改めて記事にしてほしいところですね。

ダイヤモンド社の記事

こちらがその記事になります。

https://diamond.jp/articles/-/180404

「住宅用太陽光発電の誤算、「10年で投資回収」は大ウソだった」

というタイトル。このタイトルのほうが大嘘です。

この記事のシミュレーション、どこが変なのか書いていきます。

疑問点:オール電化費用?

シミュレーションの内訳を見ると、いきなり疑問。

オール電化改修費用含む???

オール電化は太陽光発電設備の設置とは別問題です。

オール電化とは、家のエネルギー源を電気に置き換えることを指します。

そうすることで、ガス代を削減することができます。

(その分、当然電気代は増えることになりますが。)

ちなみに、太陽光発電では余剰電力を売電することになるので

太陽光発電を導入する場合、オール電化にしたほうがお得だ

と単純に言い切れる話ではありません。

疑問点:電気代の二重引き

この記事では、収入側でも支出側でも電気代をマイナスしています。

これが最大の矛盾点です。

収入側:売電収入 + (設置前の光熱費 ー 設置後の光熱費)

この式は正解です。

売電収入は、単純に余剰電力を売って得られた収入です。

右のかっこ内は、太陽光発電により削減された光熱費です。

支出側:初期設置費用 + 光熱費

これが理解不能です。

光熱費は太陽光発電の設置に伴う支出ではありません。

また、光熱費の変化にはオール電化による増減も含まれているでしょうから、

単純計算できるものではないと思われます。

オール電化+太陽光発電の導入による収支

このAさん、本当に実在するのかはわかりませんが、

この謎の電気代2重引きを考えずに計算すると、

オール電化と太陽光発電導入による収支はトントンぐらいになります。

オール電化はどれだけ得で、太陽光発電はどれだけ得なのか

その内訳まではわかりません。

さくらいさんのツイートによりますと、

平均的条件下では太陽光発電は10年でトントンになるよう

制度設計されているようです。

一方で、やはり初期費用は工事事業者に依存するところです。

複数の事業者から見積もりをとったり、

事業者の評価や施工技術に関する情報収集に心がけましょう。

という内容で記事を書いていたら・・・

記事を書いている途中で、ダイヤモンド社が記事の誤りを認めました。

ネットでの盛り上がりもあってか、速やかな対応でした。

記事を読んで乗っかった人に望むこと

自分の主義、思想と一致したら内容を確認せずに煽る人が多い印象です。

日本のメディアは、事実や数字よりも思想や自社利益を重視します。

そういうわけで、すべての情報を精査するのは実生活では困難ですが

思惑による偏りが生じやすいような内容の記事については、

正確さや信憑性について十分確認する必要があるというわけです。

特に太陽光発電に関しては、ポジショントークが入り乱れており、

一般人にはわけがわからず、怪しい業界に見えてしまっているようです。

これから先、なんとかこのイメージを払拭してほしいものです。

それにしても、ファイナンシャルプランナー。

よく知らないのですが人生の資金計画を任せられる職業だそうで・・・。

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